ヨガの基本

ソレイユヨガのインストラクターのAYUMIです。
また、お読みいただきありがとうございます。
今回はいよいよヨガのことを詳しくご紹介します。
まずヨガの基本についてですが、ヨガの基本は、呼吸です。
ヨガを行う上で、息を吸うこと、そして吐くことに動きを連動させることが大切です。
私たちは意識せずに呼吸をしているように感じますが、呼吸は心を表しているものです。
例えば、何かに驚いたときは呼吸が止まったりします。
そんな風に、心が動揺した時、呼吸も乱れた状態になります。
逆に、心が安定して落ち着いていると、呼吸もゆったり深くリズムよく行えます。
心を整えるには、呼吸がなくてはならない関係にあるのです。
ヨガのポーズは心や体に無理をかけず、ゆったりとした状態にあるままで、身体のどの部分にも負担をかけず伸縮させ、動きやすくすることを目的にしています。
つまりヨガのポーズを行う上で、ゆったりとした呼吸は必須なのです。
ではヨガの基本である呼吸法をご紹介します。
まずは安楽座で座ります。
胡坐でも長座でも自分が座りやすいポーズで構いません。
次に今、身体の中にあるすべての空気を外に出す気持ちで、ゆっくりと息を吐きながら身体の力を抜きます。
肩も首も背中も力を抜き、前に倒れこむようになり、骨盤を寝かせ、おへそを覗くような姿勢になると息を吐きやすいです。
「はー」と小さく声を出しながら息を吐くのも、やりやすい方法です。
そして、今度は吸う方です。
お腹の力を抜かないように、骨盤を立て、背骨をひとつひとつ積み上げるようにして、上体を起こして、胸をゆっくりと開きながら大きく息を吸います。
この動きを、息を吸うのに4秒、吐くのに8秒程度かけ、ゆっくりと繰り返してください。
3分程度続けると、身体全身が温まってくるように感じられることでしょう。
これがヨガの基本である呼吸法です。
これは心が乱れたときに落ち着かせるのにもとても効果的です。
ヨガの前にまずはこの呼吸法で身体を慣れさせると良いでしょう。