簡単そうだけど侮れないヨガのポーズ

いつもありがとうございます。
ソレイユヨガのインストラクター、AYUMIです。
今回は、見た目は簡単そうで、実際もそれほど難しくない。
けれど、ちゃんとやると意外と侮れない、そんなヨガのポーズをご紹介します。
名前はダウンドッグという名称です。
このポーズは、上級者には休憩のポーズとも言われているのです。
でも、色々と伸ばさなければならない部分も多くて、初心者には慣れるまで侮れないポーズでもあります。
このポーズも、以前にご紹介した呼吸法が必須ですので、お忘れないように。
まずは四つん這いの姿勢になりましょう。
ちなみに両手の指はしっかり広げておく方が、ポーズの時バランスがとりやすいです。
そして膝を上げ、お尻を斜め上方向に突き上げます。
身体を平仮名の「へ」のような状態にして、両手と両足で床を押し付けます。
ヨガのポーズになれない方は、この状態でキープです。
もう少しできますという方は、膝を伸ばし、かかとを床に着け、背中を丸めず肩よりも内側に頭が入るよう姿勢を整えましょう。
肩や首に力が入らないよう、両手と両足で大地を引き裂くように力をキープしてください。
とくにこのポーズでは、肩の内側に頭が入りづらい方が多いのです。
実際、私がスクールでご紹介する際も多くの方が肩の内側に頭が入っていません。
このポーズのポイントは肩の柔軟性です。
そう紹介すると、柔軟性がないという方は「できないもの」と諦めてしまいがちです。
しかし、肩の筋肉が凝り固まると、頭痛や四十肩などの症状の原因となってしまいます。
ですから、こうしたポーズを少しずつ取り入れて、肩の筋肉を柔軟にしてあげましょう。
ダウンドッグのポーズは全身がしっかりと伸びるため、冷え性の緩和や肩こり、腰痛の解消、またむくみの防止にも効果的です。
お腹の位置も変わるので、内臓の不調も緩和されやすくなります。
なお、頭に血流が行き渡るため、血圧の高い方はクラクラしてしまうことがありますので、無理をしないようにしてください。
前回と今回のポーズを組み合わせることで、身体全身を伸ばすことができます。
次回は身体の側面を柔軟にするポーズをご紹介しますね。